ガジェット自動化

多言語・ガジェット・IoT・自動化などなどについての備忘録

クラウドDB『Heroku Postgres』の導入編

きっかけ

SQLの勉強のために、自分が普段取り扱ってるデータを使って、より実践的にクエリーを練習しようと思ったのがきっかけ。Progateの練習問題が家計簿データだったこともあり、Googleスプレッドシートにこれまで入力してきた簡易家計簿をDBに取り込むことにした。どうせならGoogleシートと同じく、クラウド上のデータとしてどこからでもアクセスできるようにと、無料で10,000行まで使える「Heroku Postgres」を使ってみることにした。

elements.heroku.com

 

 

1. Herokuアカウントの作成 /ログイン

必須項目を入力して「CREATE FREE ACCOUNT」をクリック。

signup.heroku.com


2. Herokuアプリの作成

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右上の New から Create new app

App name には任意の名称を入力、リージョンは United States のままで「Create app」をクリック。



3. Heroku Postgresの作成(アプリにアドオン追加)

アプリケーションの「Resources」タブの Add-ons の検索ボックスから「Heroku Postgres」を探して開き、以下ウィンドウにて Plan name = Hobby Dev - Free を選択した状態で Provision をクリック。

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"Hobby Dev - Free" がプリセットされている

4. DB接続情報の確認

Add-ons に追加された Heroku Postgres をクリックすると、Datastores にある手順3で作成したDBにアクセスでき、Settings → Database Credentials にて Host / Database / User / Port / Password の情報が確認できます。

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View Credentials… をクリックした後の画面

5. MacへのHerokuインストール

ターミナルに以下コマンドでHomebrewからインストール。heroku help が実行できれば動作確認OKです。

 $  brew tap heroku/brew && brew install heroku

 

6. MacへのPostgreSQLインストール

ターミナルに以下コマンドでHomebrewから最新版インストール。バージョンを指定したい場合は末尾に@xx.x(バージョン)を追加する。psql --version でバージョン情報が出てくれば動作確認OKです。

brew install postgresql

 

7. PostgreSQLへアクセス

最後に、ターミナルからPostgreSQLにアクセス。

$ heroku login

$ heroku pg:psql --app <Herokuアプリ名>

$ select * from user;

Database Credentialsで確認したUser情報が表示されれば接続確認OKです。Google Sheetsのデータを取り込んでDB化するところは構築編(仮)にて備忘録作成予定。